2007年10月14日日曜日

10月の晩餐 点邑のお弁当





10月の点邑のお弁当は松茸ごはん。日本人ですから秋になるとやはり松茸という響きには心奪われてしまいます。
はやる気持ちを抑えてそっと蓋をあけると、まず目に飛び込んできたのは鮮やかな緑色の銀杏。つやつやで大粒です。
地味な松茸はあまり自己主張せずご飯の中に埋まっているという印象。実際味もそんな感じでした。今月はめずらしく穴子の天ぷらが入っていました。先月の湯波ごはんのほうがインパクト大で満足度も高かった・・・値段と満足度は決して正比例しないということか。
お弁当にプラスして新聞に紹介されていた鯖寿司を京都伊勢丹で購入。朽木旭屋の「極み」4切れ入り。一切れの値段を考えると手が震えますが、身の分厚い鯖はびくともしません。ぶ厚めの昆布は柔らかく、酢、塩の加減は控えめ。寿司飯も柔らかめ。京都の老舗の完成度の高い鯖寿司に比べると、やや素朴な印象。

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